文具が付録についてくるとなると、ティーン向けやファッション誌の他に、モノ雑誌やライフスタイル情報誌、最近のシニア向け雑誌の他にブランドムックなどがあります。ノートや付箋、漫画雑誌でも漫画家ペンや、デコペンといった画材的な文具が登場しています。
話題になった文具の付録といえばMono Maxには、アニエスベー ボヤージュ ボールペンセットや、COHCHの缶ペンケース入り万年筆&ボールペンセットで、2冊買い当たり前の付録買い読者が殺到し、完売必至号でした。
他には、小学館のシニア向け雑誌のサライでもスペシャルな付録が登場しています。人気絶大な日本画家伊藤若冲にちなんだ”若冲レッドの太軸万年筆”は、伊藤若冲の大型美術画集や若冲の展覧会の協力など意外と若冲と関連がある小学館の雑誌付録であるということ、そしてシニア世代にも知名度が高い伊藤若冲ということもあって注目されました。若冲の鶏図などにも描かれている南天の実の鮮やかな赤を想わせるペン軸が印象的。
この万年筆は太軸タイプで、ゆったりした気分で使えそうです。メインカラーは鮮やかな赤ですがクリップ部分はマット金が高級感があるため、特別なシーンで使えそうです。アート好きにも注目された文具の付録です。
同じく小学館のDIMEの付録には、”LEDライト付き マルチツールペン”が登場しています。マルチツールとして使えるLEDライト付きのスティックツールペンの本体は軽量なアルミ製で持ちやすさ抜群、ビット部分は磁力があるため取り外したネジがぽろっと落ちることも無さそうです。ドライバーはプラスが4本、マイナスが2本の2種6本。見た目はペン型なのでデスクに置いておいてもさほど違和感はありません。LEDライトが付いているので回す箇所を良く見たい時も便利です。
そして、ムック『左利きの本』は何かと肩身が狭い左利きのためのムック本。専用メジャーと定規が付録ですが、もちろん左利き向けに配慮されたデザインになっています。左利きの左利きによる左利きのためのムックがコンセプトでコラムやインタビューもあり読み込んでしまいそう。左利き向けのグッズは少量ながら市販で作られてはいますが、実際に左利き向けのものは効率的に使えてとても便利です。(※左利きの私が、おすすめします)