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開封レビュー

DIME(ダイム)2019年12月号《特別付録》DIMEオリジナルスマートマルチツール20【購入開封レビュー】

DIMEオリジナルスマートマルチツール20はどんな付録?

DIME12月号の特別付録がスゴい! 超便利なカラビナ付きマルチツールがもれなく付いてきます。キーホルダー、スマホスタンド、六角レンチ、プルトップオープナー、定規など機能が盛りだくさん。持っておくととても便利なアイテムです。

@DIME アットダイムより

便利な機能の全貌はこちら。

開封すると本体とカラビナの他に、予備のワッシャーと延長パーツが入っています。


鍵はネジを外して自分で取り付ける仕組み。初めは手間取りましたが、慣れてくると鍵1本5分程度でつけられるようになりました。機能によってはネジのつけ外しが必要なものもあるため、慣れておくと便利です。

原産国は?素材は?

<製造国> MADE IN CHINA

<素材表記> 本体:亜鉛合金、鉄、プラスチック、ゴム カラビナ:亜鉛合金


サイズはどれくらい?

本体(カラビナを抜く)は交通系ICカードと同じくらいの大きさです。

付録を使ってみた感想は?

今回の付録は20通りもの機能が備わったマルチツール。私は鍵をつけて使ってみたいので、鍵をつけた状態でそのほかの機能をどれだけ使えるかが気になります。

そこで鍵をつけた状態で使用した使い心地を、独断で3段階(便利・普通・イマイチ)に分けてみました。今回はこの独断3段階評価別で紹介していきます。

★便利
1:キーオーガナイザー、12:カラビナ、13:プルトップオープナー

★普通
4:スマホスタンド、6:箸置き、16:ひも解き、18:定規、20:荷物グリップ

★イマイチ
2:伝票ホルダー、3:コンパス、10:ペン立て、11:パスタメジャー、14:画鋲抜き、17:ダンボールの開梱、19:ケーブルホルダー

※5:タブレットスタンド、7・8・9:六角レンチ、15:栓抜きは備品不足により未検証です。
※番号はこちらを参照

・便利
キーオーガナイザー:20個の機能の中で一番便利。鍵が複数つけられて、スライド式で必要なものだけ取り出せることや、鍵が固定されるので、カチャカチャ音がしないのが良かったです。

その反面、取り付けがやや面倒。ワッシャーが9枚もあり、取り付けの都度つけ外ししなければならないのが手間に感じました。

カラビナ:公式情報のベルトループはもちろん、ファスナー引き手にもつけられる太さで持ち運びに便利。バネの強さもちょうど良い硬さで使いやすかったです。

プルトップオープナー:意外にも使いやすい。プルトップ手前のくぼみにオープナーを当て、すくい上げるように引っ掛けると楽に開けることができて便利でした。

・普通
スマホスタンド:鍵をずらす必要はあるものの、安定して自立します。ただカバーを外して立てる必要があり、機種によっては厚みが合わず立てられないものがあるのがマイナス点。私物のスマホだとiPhone6は立てられましたが、iPhoneSEはカバーを取っても立てられません。(写真はiPhone6です)

箸置き:使う際に鍵をずらす必要があり鍵をずらせば問題なく使えるものの、使用時の様子がちょっと不自然な感じに。使用感に違和感はないけれど、見た目に違和感あるのが気になりました。

ひも解き:結び目にうまく差し込むことさえできれば解け、指や爪より外しやすく感じます。ただ結び目が固すぎて差し込めないと変えって手間取る結果に。結び目の状態に左右されるため万能ではないと言う印象です。

定規:問題なく使えます。私物の定規との誤差もありません。

荷物クリップ:3kgぐらいまでの荷物なら、いつもより楽に持てて快適。ただそれを超えるとツールが手に食い込みはじめ、持ちにくい結果に。特に手に馴染む形状でもないので、期待するほど重たい荷物を持つことはできないと感じました。

・イマイチ
伝票ホルダー:キーオーガナイザーと同じ部分に伝票の穴を通して使う仕組み。使ってみると、伝票の取り出しや追加のたびにいちいちネジを緩めたり閉めたりするのがあまりに面倒なことから、単純に「伝票を閉じるツールがこのツールである必要があるのか?」と疑問に感じてしまいました。

コンパス:普通のコンパスのように軸を固定する針がないので、ブレて正円が描きづらい。またコンパスで円を書くときは、私の場合「何cm」と決まったサイズの円を書くことが多いので、サイズが変えられと活躍の場がないような気がするのがマイナス評価になりました。

ペン立て:六角レンチの穴を使って立てる仕組みなものの、思った以上に安定して刺さるベンがありません。私が普段使っている軸太めのボールペンは全く刺さらない結果に。

写真は一番大きい穴(幅1cm)に鉛筆、中くらいの穴(幅0.8cm)に細身のボールペン 、一番小さい穴(幅0.5cm)に先の細い割り箸と、見事に細い文房具のみ。差し口に深さがなく、ペンが大きく開いて立つのも気になりました。

パスタメジャー:6回も穴に通さないと1人前(100g)にたどり着かないのがとにかくツラい。六角レンチの穴を使うので、丸い穴が一般的なパスタメジャーに比較してパスタが引っかかりやすいのも難点で、使いにくさを強調されます。

ちなみに実際1.7mmのパスタを3回使った時点でで計測してみたところ、重さは55g。倍にすると110gになり、6回で1人前(100g)とやや誤差がありました。

画鋲抜き:意外に便利だったプルトップオープナーと同じパーツ使用ながら、こちらは使いづらさが目立地ます。原因はパーツの厚みが均一で、隙間に差し込みにくいこと。このパーツがするっと入る刺さり具合の画鋲であれば画鋲もサクサク取れるものの、壁に隙間なくぴったり付いた画鋲では効果がありませんでした。

くぼみの凸部分:ダンボールの開梱に使えると公式情報にある凸部分、先が丸くて意外に滑りやすくて紙テープでも破るのに手間取ります。便利とは言いにくい使用感です。ちなみに布テープは全く歯が立ちません。

ケーブルホルダー:最初デジカメのケーブルを巻いてみたものの、太くて硬かったためうまくまけずに断念。そこで細めで柔らかいイヤホンを巻いてみたところ、巻きやすいけれど収まりが悪いと言う両極端な結果に。

鍵があっても気にせず使えるのは良いけれど「ある程度適当に巻いても、収まりが良い」のが理想の使い心地な私にとっては、やや使いにくさを感じます。

この付録、アリ?ナシ?

うーん・・・

20もの機能がある割に、自分が「使える!良い!」と思える機能が少ないので「う〜ん」です。そもそも、機能によってはネジを外さないと使えないタイプも多く、いちいち開け閉めする手間の方が面倒でものぐさの私は結局使わなくなっていく予感がします。

個人的には20も機能があることより、もっと使いやすさを追求したツール(厳選機能5つなど)のほうが良かったなと思います。

購入した付録つき雑誌/ムック

DIME 2019年12月号

発売日:2019年10月16日(水)
価格;990円
小学館