60代からの大人ファッション&ライフスタイル誌。「素敵なあの人」が月刊化!
記念すべき創刊号の付録を特別レビュー。
オリジナルブランド「MATURITÉ(マチュリテ)」のポシェット型マルチケースの実際の使い心地もレビュー。
MATURITE(マチュリテ)ポシェット型マルチケースはどんな付録?
[MATURITÉ] マチュリテは、60代以上の女性が使いやすい、おしゃれなアイテムをプロデュースする「素敵なあの人」編集部のオリジナルブランドです。
ファスナー付きポケット×2
内ポケット×2
カードポケット×6サイズ(約):幅25×高さ14×マチ2.5cm
ショルダーストラップの長さ120cm[最長]
付録のサイズ感は?何がどれくらいまで入りそう?
マルチケース全体のサイズ感はB5横向きぴったりです。
内側はB6サイズ横向きをすっぽり入れることができました。
ファスナー付きポケットは2か所ともB7サイズ横向きの高さがちょうど収まります。
<お札を入れた場合>
内ポケット、ファスナー付きポケットそれぞれにお札を15枚入れることができました。1万円札を入れても幅に余裕があります。
<小銭を入れた場合>
ファスナー付きポケットに小銭を20枚入れてみましたが、まだ余裕ありでした。
<実測サイズ>
マルチケース・・・縦 13cm×横 23.5cm×マチ 3cm
ショルダーストラップ(調節可能)・・・最短 64cm×最長 122cm
付録の素材はなに?原産国は?
<素材表記> PVC、ポリエステル、合金、鉄
<製造国> MADE IN CHINA
付録素材を見た、触れた感じは?
マルチケース表地はツルツルしたPVC合皮で、細かく筋模様に型押し加工されています。
クッションと台紙が入っていて、外から触るとふんわりとした手触り、内側から触ると台紙の硬さがあってケース全体に厚みを感じることができます。
ブランドロゴはゴールド箔押しで、お花模様で少し目立ちにくい印象ですが光に当たった際にきらりと光って目に留まります。
内側はしっとりとした見た目のPVC合皮で、感触はもちもちとしていて、柔軟性がありました。
ショルダーストラップもPVC合皮、触り心地はもっちりとしていて、ぐにゃりと曲げられるしなやかな感触です。
付録の品質はどう?
お花模様部分のミシン目は4mmで大きめ、その他のミシン目は2mm間隔で細かく一定にまっすぐに縫われています。
雑になりやすいポケット内側の縫い目も、歪みや糸見えなどもなく丁寧な裁縫だと感じました。既製品と遜色ない仕上がりです。
付録を使ってみた感想は?
筆者が実際に使ってみた感想です。
<マルチケース収納力>
内側の計4つのポケットに加えて、真ん中部分にもかなりのスペースが開くので、そこにスマホやハンカチ、折りたたみミラーなど厚みがあるものも収納することができたので驚きました。
<内側ポケット>
計4つの内側ポケットはお札も入るし、スマホも入る広さ。パカッと開きやすく、中もとても見やすいので小銭なども見つけやすいと感じました。
<カードポケット>
カードポケットは6つだけか・・とカードの所持数が多い筆者は少し残念に感じましたが、試してみたところ1ポケットに5枚収納することができました。
ポケットの深さは指の第一関節まであたりで、一般的なカードポケットよりも浅めの印象。
しかしそのおかげか、厚みが違うカードを5枚入れて何度も出し入れをしてみましたが、とてもスムーズ。
目的のものではないカードが一緒に出てくることもありませんでした。
<ファスナー>
引きがやや重く感じますが、開閉自体はとてもスムーズで20回ほど開け閉めしても引っかかることはありませんでした。
ファスナーの引手が互い違いになるところがおしゃれだなぁと感じました。
実際に60代の方が使ってみた感想は?
筆者の母は60代なので、実際に「MATURITE(マチュリテ)ポシェット型マルチケース」を日常生活で使ってみてもらいました。
・まずは財布として使ってみたら貴重品ケースにもなった
キャッシュレスとか訳が分からない、と現金を持ち歩く母は各ポケットにお札が10枚以上入ることに感動したそうで、1000円札・5000円札・10000円札と几帳面に分けていました。
小銭入れを別に持ち歩いていましたが、試しにファスナーポケットに入れて使ってみたら、よく広がる+中のカラーが暗めなのでお金が見やすくてとても便利だったそうです。
そして最終的にはショルダーストラップを外して、まるっと貴重品ケースとしても使っていました。
「通帳も5冊は入るし、大事なメモなどの紙もカード入れに入れてサッと出せるから良い」とのこと。
また、マグネット式のボタンがスムーズにカチッと閉まるのも良かったそうで、銀行などの混み合う場所ですぐに通帳や現金を中に入れてサッと閉められるのはありがたい、と言っておりました。
・ポシェット型での使い心地
ポシェット型にして使用した場合、ショルダーストラップ部分の留め具部分の位置が良くも悪くもある、とのこと。
ケース背面側に留め具がついているので、ケースの重心が前のめりになり、肩掛けしている時はケース開口の手助けになってとても見やすく出し入れがしやすいそうです。
しかし、帰宅してバッグ掛けにかけた時にケースが前に倒れ込むのはビジュアル的に気に入らない・・・と言っていました(笑)
・デザイン性
奇抜なカラーというか模様も好みが分かれそうだな・・と筆者は感じていましたが、意外とどんな服装にも合うそうです。上品な紺色に鮮やかな花模様が気に入ったそう。
そして合皮生地は高級感があり、「付録とは思えない見た目」だと喜んでおりました。
・ショルダーストラップは調節が面倒だった
背の低い母はちょうど良い位置を探すために、何度かショルダーストラップを調節していましたが、素材のせいですべりが硬く、調節が少し面倒だったようです。
取り外しの部分は簡単で問題なしとのこと。
この付録、アリ?ナシ?
あり!
筆者にはやや上品すぎるデザインですが、母の年代の方たちには上品さと可愛さのバランスが良いと大好評だったそうです。
裁縫はかなりクオリティが高くて、本当にこの値段の付録?と思えるほど。
創刊号の付録だからこその豪華さでしょうか?今後の付録にも期待が高まります。
購入した付録つき雑誌/ムック
素敵なあの人 Vol.1
発売日:2019年9月14日(土)
価格:1111円+税
宝島社