読み聞かせ「しかけ」絵本はどんな付録?
右ページが開く仕掛けになっている読み聞かせ絵本です。
「(本誌p.16~17より)楽しい仕掛けつきの絵本は、赤ちゃんの絵本デビューにもぴったり!赤ちゃんにも身近な食べ物が登場し、離乳食期の赤ちゃんに向けて食べることへの興味や関心を広げてくれます。
0才・1才代はまだ絵本のストーリーを理解して楽しむのは難しい時期なので、ゆっくりとページをめくりながら、赤ちゃんが何に興味を示すのか、どんな反応や表情をするかを楽しみながら読み聞かせしてみましょう。」
原産国は?素材は?
原産国や素材に関する表記は見当たりませんでした。
表面にはツヤがあり、角は丸くカットされています。
サイズはどれくらい?
絵本は正方形ですが、縦の長さはA6メモ帳と同じ。
大人が持つと手のひら大のコンパクトなサイズです。
<実測サイズ>
高さ・・・14.8cm
ヨコ幅・・・14.8cm
厚さ・・・2mm
付録を使ってみた感想は?
実際に絵本を子どもに読み聞かせしてみましたが、本文が短いので子どもが飽きることなく読み終わることができました。
絵本に載っている問いかけ「たべているのだ〜れ?」や、離乳食中の子どもに話しかけやすい擬音「もぐもぐ」「ゴックン」などのテンポ良い音が多く、読み聞かせする親のほうも楽しく読んであげられます。
右ページの開く仕掛け部分は、「いないないばあ 」遊びのように子どもが「ばあ!」といいながらめくれたことで、本人も楽しめたようです。
この絵本では野菜や果物をだべている動物5匹が以下の組み合わせでカラフルに描かれています。面白いのは、絵によって子どものウケが違うこと。
- にんじん×アヒル
- もも×フラミンゴ
- かぼちゃ×クマ
- バナナ×キリン
- りんご×ライオン
子どもに一番好評だったのは5ページ目のりんご×ライオンで、不評だったのは3ページ目のかぼちゃ×クマでした。かぼちゃ嫌いではない子なので、色でしょうか。緑色のクマって、確かにちょっと不自然・・・他の組み合わせと比較しても異色です。
絵本はシンプルな内容なので、繰り返し読み聞かせることが容易です。ただし素材の紙が薄く耐久性は低め。繰り返し使うためにも、子どもが破らないように注意しながら使いたいと思います。
この付録、アリ?ナシ?
あり!
0才・1才の子ども読み聞かせするにはちょうど良い長さの仕掛け絵本です。内容はシンプルながら、仕掛けを活用したり、セリフの読み方をアレンジしたりすることで、楽しみかたの幅が広がりそうなのも良いです。付録絵本は薄くてコンパクトなので、お出かけアイテムに追加してみたいと思います。
購入した付録つき雑誌/ムック
ひよこクラブ 2019年2月号
ベネッセコーポレーション
2019年1月15日発売
700円